多肉植物 とは、どんな植物ですか?
多肉植物は、降水量が非常に少なく、生長するには厳しい環境に生息していることがほとんどです。とぼしい雨水を少しでも多く吸収するために、浅く広く根を広げる性質があります。そして吸収した水分は、肉厚な葉などに集めてたくわえます。 多肉植物やサボテンは、夜間にCO2を吸収して貯蔵し、翌日太陽に当たっている間にそのCO2を使って光合成をおこなうことで、水分の消費を節約します(CAM型)。 そしてサボテンは、たくわえた貴重な水分をもとめてやってくる動物に食べられないように鋭くとがった葉をもつように進化した多肉植物の一種です。 多肉植物やサボテンは、カリフォルニア、アリゾナ、ニューメキシコをはじめ、その他地域の非常に乾燥した砂漠地帯に生息しています。