CANNA Start

キャナ・スタートは、収穫を左右する大切な幼苗期のベース肥料です

キャナ・スタートは、幼苗が肥料欠乏症を出すことなく、
免疫力が高く収穫が豊富なプラントに育つためにデザインされました。

 

キャナ・スタートは、幼苗専用のワンパート肥料です。
実生苗(発芽した苗)の本葉がでてから、または、挿し木が発根してからの1週間〜3週間使用します。 従来の幼苗期の管理方法といえば、生長期用ベース肥料をさらに薄めた培養液を与えることでしたが、その結果、幼苗に欠乏症状がでてしまうことが指摘されていました。

ホビーガーデナーは、幼苗期のコンディションよりも開花以降のコンディションにより大きな注意を払いますが、実は幼苗期こそが最終的な収穫量を大きく左右する、もっとも大切な時期であることが分かっています。

キャナ・スタートは、ナチュラル・ルーティングスポンジ、ロックウールプラグ、ココ・ペレット、ジフィープラグ、種まき用土、その他育苗培地などの、あらゆる発芽・挿し木専用培地で使用できます。

キャナ・スタートは培地にかけ流して使用する液体肥料です。再循環システムやクローン・マシーンなど培養液をくりかえし使用する水耕栽培システムには、向いていません。水耕栽培システムに定植する前の育苗段階で使用します。

キャナ・スタートは培地へのハンド・ウォータリング、またはRun-to-Waste(かけ流し)にのみ使うことができます。

 

キャナ・スタートを使うメリット

キャナ・スタートは1パート肥料です。Aパート、Bパートは存在しません。たったひとつのボトルだけですむのです。
キャナ・スタートは、シンプルでパーフェクトなワンパート肥料で、すべての肥料成分幼苗にベストなバランスで、このひとつのボトルに含まれています。

キャナ・スタートは幼苗期間が終わった後、CANNA製品の各ラインナップのどれにでも移行できます。例えば、キャナ・スタートを与えていた挿し木苗(発根済み)が、育苗培地の底からも根が伸び出したとき、収穫まで使用するファィナル・ポットやハイドロポニック・システムへと定植するステップを迎えます。rhyzotonicファイナル・ポットに定植したら、キャナ・スタートはもう与えません。Aqua Vega、Terra Vega、CocoなどCANNA製品の各生長期用肥料に切りかえて与えます。また、キャナ・スタートとリゾトニックは、最強のコンビネーションです。この最高のコンビネーションで、プラントは力強く元気な根を発生させることができます。

キャナ・スタートは、幼苗の肥料過剰を防ぎます。

通常の生長期用ベース肥料の培養液は、挿し木苗や実生苗に肥料過剰症状を起こします。だからといって、生長期用ベース肥料の培養液をさらに薄めると、微量要素の欠乏症を起こします。一般的な生長期用ベース肥料の配合比率は、挿し木苗と実生苗にとって、最適な比率になっていないのです。

キャナ・スタートは、ナイーブな幼苗を肥料過剰から守ります。具体的には、キャナ・スタートを使うとプラントの黄化トラブルを防ぐことができます。 生長期用培養液をさらに薄めた培養液は、微量要素の含有量がとても少なくなってしまうため、プラントは微量要素不足を起こしやすく黄変します。
黄変トラブルを起こしたプラントは、スムーズな生長ができなくなるため、最終的に強く優秀なプラントになるためには、幼苗からの段階で健康でなければなりません。 そこで、キャナは、実生苗と挿し木苗にとって最適な肥料バランスすべてを正しく配合したキャナ・スタートを開発しました。

《キャナ・スタートの使用方法 》

  • よく振ってから使用してください。
  • 水道水10Lに対して40mlを加えます ( 1:250) 。濃い肥料が苦手な植物は最初の一週間だけ1:500または 1:1000の比率、水道水10Lに対して20mlまたは 10mlの分量からスタートすることをお勧めします。初めてキャナ・スタートを使用する場合も薄めからスタートすることをお勧めします。
  • キャナ・スタートの培養液の推奨EC値は、0.7-1.3mS/cmです。このEC値には、水道水のEC値も含まれます。
  • キャナ・スタートの培養液の推奨pH値は、5.2-6.2です。
  • 十分な量の培養液を与えてください。ポット底からの排水量が20%前後になる量が目安です。