Aero Pot エアロポット
根の量がだんぜん変わる! 簡単に収穫量がふえる!
「これにすればよかったんだ」と使うとわかるポット。
エアロポットは、ココ培地やポッティングソイルなどの有機培土や、
市販の園芸培養土に最適なファブリック製の植木鉢です。
布製ポットの中でも、とくに室内栽培に適した薄さと強さになっています。
耐久性・耐薬品性ともに高く、土を入れたまま引っぱっても破れません。
小さくたためるので、使用しないときでも収納しやすく置き場所に困りません。

呼吸するポット「 エアロポット 」
まるで呼吸するかのように、通気性に富んだエアロポットは、ポット全表面から培地へと酸素が豊富にいきわたり、ポットの底部や壁面でジメジメした加湿状態を起こさないので、植物の根にとって、ストレスの少ない理想的な発達環境をつくります。
細根が発達し、「根巻き」が起こらないエアロポット
通気性のよい エアロポット では、根はどこへ伸びても酸素にたどり着けるので、ポット壁面で根巻き現象が起こらず、培地の内部までしっかりとうぶ毛のようなフサフサとした分岐の多い真っ白な根毛が発生します。 表面積の大きな根毛は、おもに酸素やリン酸、カルシウムや微量ミネラルなどをさかんに吸収するため、根毛が多い苗は、徒長しにくく抵抗力の強い苗へと育ちます。また,根毛が多くなるほど、植物ホルモンの分泌も多くなるため、花つきや結実のそろいがよくなり、なり疲れしにくく、風味・食味のよい日持ちがする高品質な果実が実り、結果的に収量が多くなります。
エアロポット10Lサイズと CANNA COCO培地で育てたトマトの根
パーライトやクレイペブルス(ハイドロボール)などは一切加えず、Canna ココ培地(100%)だけで育てました。プラスチック・ポット壁面に横に走った根とはちがい、一本一本の根が短く止まっています。エアロポット 壁面に達した根は酸素に触れられるので、そこで伸びるのを止め、分岐を増やし発達します。
根の断面図を見ると、太い真っすぐな根は見られず、ココ培地の中心部まで細かな根がびっしりと張っていることがわかります。
培地に酸素が豊富にあると、活力剤などの有機成分が長くよく効き、根腐れを起こす嫌気性細菌の発生も抑えられます。
細根や根毛を健康に保つために、培養液と水やりは培地内の温度が18℃~22℃になるように水温を調節してください。
15℃以下の冷水に触れると根毛は一瞬で消えてしまいます。また、30℃以上の高い水は酸素量が極端に少なくなっています。
エアロポット10Lサイズと Terra Professional 培地で育てたトマトの根
ポットの底の部分でも「根巻き」は起きておらず、新しい細根が発生しています。植物の根がダイレクトに酸素を吸収することができる エアロポットは、すべての培養土のメリットを最大限に引きだします。
※ 栽培期間中に、エアロポットの表面にカビが発生することがありますが病気を引き起こすものではありません。
従来のポットでの「根巻き現象」
従来のプラスチック製のポットは、保水性がよい反面、ポット内面で酸素不足が起こり、根は酸素を求めてポット壁面をグルグルと張りめぐる現象が起きてしまいます(根巻き現象/サークリング現象)。
根巻き現象で見られるゴボウのような太くまっすぐな直根は、水や窒素を多く吸収するため苗は徒長しやすくなってしまいます。
11Lサイズのプラスチック・ポットとCANNA COCO培地で育てたトマトの根の画像です。
ココ培地には酸素量をふやすために約30%のパーライトを入れましたが、太い根がポットの壁面にそって横に伸びてしまっています。この太い根には、分岐が少なく細根があまり発達していません。プラスチック製のポットは保水性がよい反面、太陽やランプの熱がこもりやすいため、ポットの側面に張った根は酸素が不足しやすくなります。結果として、少しでも多くの酸素を得ようと根はポットの壁面をグルグルと走ることになります。
エアロポットのサイズの選び方
大きく育ったトマトならば、10Lか17Lが最適です。発芽や挿し木の段階から、いきなり大きなポットへ植えてしまうと逆効果です。苗が小さな頃は、まず小さなサイズのプラスチックポット等に植えこみます。根がポット全体にじゅうぶんに張ってから、開花期前までに、エアロポットへ植えかえてください。
- エアロポット17L : 30X26cm
- エアロポット10L : 25X22cm
- エアロポット6L : 21X19cm
素材 : ポリエステル
Made in Japan
